【雷斗SIDE】 俺は重い肩を揉みながら教室へ鞄を取りに行く。 「どんだけ、話長いんだよ」 なんて愚痴をこぼしながら。 「あは!まぁまぁ! 雷斗君が大好きな愛花ちゃんが教室で待っちょうきいいやん」 田中はニヤニヤしながら言っている。