「だーかーらーっ!!成人しても門限が厳しいの!!」
「あっ、そうだったね。それとこれって関係あるの?」
ジーッとメール内容を見つめる私に対して、ジーッと私を見つめる陽菜。
「ある。私が行くったら行くの!!」
「何その意味分からない発言」
「ね、柚お願い~」
私の肩に持たれかかられるの本当にウザい
「あああー、考えとくね!!じゃっ!!」
軽く考える振りをし、そそくさに帰る用意をする
「必ずだよっ!!」
念には念をってやつか
まだグチグチ言ってる陽菜からやっとの思いで逃れた
ドアを開けると、面前に谷上先輩がいた

