「それは、嫌われてんじゃね?」


「ずばっと言わないでよー」



あたしは、この悩みを幼馴染の健に相談している。


昨日の帰りだって何もなかった。
他愛もない話をして終わった。


そして、今日はもう次の日の朝。


あたしは、毎朝幼馴染の健と登校している。



先輩も、幼馴染の超美人の彩先輩と登校している。


噂では、彩先輩は晶先輩のことが好きらしい。
元カノだとか。


「……る? かおるっ!」


「へ? え? あ? なー―……」



え?今、あたしの唇になんか当たってない?
もしかして――……!