徐々に弱まるあいつの力 私は腕を振り払い、その場を後にした あそこまで腐った人間だとは思わなかった たとえ昔荒れていたとしても今はきちんと反省してるんだって… そう思っていたからこそ、今まで同じ大学でもやってこれた 顔を合わせても、何も思わなかった だけど今は、あいつと同じ空気を吸っていると思うだけでも虫唾が走る この先あいつと顔を合わせることがあったとして、私は平静を保つことができるだろうか .