「私は…、私は、今でもあなたが好き。 別れた今でも、どうしようもないぐらいあなたが好き。 あなたと別れたこと何度も何度も後悔した。でもあなたのためだからって、あなたが幸せになるならって、自分の気持ち押し殺してきた。 最初はね、あなたが彼女と歩いているところを見て良かったなって思ったの。 私のことなんて忘れて幸せになってほしいって…。 だけど、徐々に彼女が羨ましくなったの」 「羨ましく?」