「実夕」


急に名前を呼ばれ、驚いて慎の方を見ると、緊張した面持ちでこっちを見ていた


「好きだ」


そう言って慎は、優しくキスをしてくれた


「私も、好き」


そう言うと、静かにベッドに倒された