あいつと別れ、一人夜の道を歩きながら考える


今でも夜道や狭い道を通るのは怖い


あいつと出会っていなければ、こんな思いをすることもなかっただろう


だけど、あいつに出会う前の私は、罪を犯した者がその罪を後悔し、償っていこうと必死でもがいている姿を想像することすらできなかった


犯した罪は一生消えない


でも、少しでも償いの気持ちがあるのなら、被害者だって救われる