ホント綺麗な顔してるなぁ

スースーと一定の寝息をたてて気持ち良さそうに寝ている夏女くん。

私はベッドの脇に膝をついた。


「夏女くーん‥」


夕日がもう傾いたのだろうか。
夏女くんの顔がキラキラ光ってる。


夏女くんの前髪を掻き分けると
「‥‥ん」と眉を寄せた。


桜色の唇がむにゃむにゃと動く。


つんつん

フニフニ

つんつん



‥‥やらかー