夏女くんは悩ましげな表情のまま、睫毛を伏せた。 その顔がなんとも色っぽくて私の心臓がどくどくと鳴りはじめる。 「な、なつめっ‥ちょっまッ」 超忘れてた。今の私の状況。 というかいつこんな流れに?! 夏女くんを押し退けるため夏女くんの肩をに左手で押し返した。