「で、何?」
と夏女くんが言葉を繋げる。
「あ、うん。ほら、夏女くん保健室行っちゃったから、それ私のせいかなって思って…それで……来たんだけど‥その‥私だったらゴメンねって感じで‥その…」
「……。」
「えっと……。」
なんか私……
“夏女くんのことが好きで心配に来てる子”みたいじゃん!!
夏女くんが保健室に行ったのを良い口実に会いに来てる子みたいじゃんか!!
「違うの夏女くん!これはただね!そう!私がただ単に気になっちゃったというか!!夏女くんってホント綺麗っていうか!ホント優れた美っていうか!まさにに桜って言うか!」
って私何言ってんのーー!
これじゃぁ益々好きっぽいよっ!
ちゃんと弁解しなくちゃっ
