「…まっ、」

そこでタイミングよくドアが音をたてた。
しかしその扉がひらくことはない。

「あら?おかしいわね。鍵がかかってるみたい」

「え〜マジか」

「うん。でも大丈夫、先生鍵もってるから」


どうやら保健室の先生みたいだ。


「ななななつめくん!どうしよう!」


こんなとこで授業サボったことがばれたら…しかもこの状況、夏女くんネクタイとれてるし!鎖骨!鎖骨まる見えだしっ!


そんなことを考えたら止まらない思考。
カチャカチャと鍵穴に差し込む音により一層パニクる。


それなのに夏女くんはどうしてこんなにも冷静なんだろう。