「食べ終わったでしょ?」 「…あ、うん」 じゃあ片付けよっか、と咲乃が立ち上がる。 私も後に続いて席を立った。 「びっくりしたね、さっき」 「うん」 「志雨くん何考えてんだろうね」 「…ね」 いつも通りにしてれば大丈夫だよ、と咲乃は言ってくれた。