「・・・ねぇ、この魔法って魔方陣残るタイプよね?」 「・・・教科書にはそう書いてあるよ?」 「・・・」 「・・・」 「・・・これは、成功ではないわよね」 「・・・失敗、とも言い難いよね、微妙に、なんとなく、雰囲気が」 「・・・どうする?」 「・・・どうしよっか」 この場合、どうすればいいのか。 アタシは深く考えた。 そして、一つの考えに行き着いた。