愛の宣告




「どうしたらいいの?俊哉」

あたしの問いかけに

「俺は、由奈が好きだ!だから今すぐにだって皆に由奈と付き合ってますって言いたい、けどな由奈が俺を好きになってないのに…皆に報告なんてできないし、由奈が俺を好きになるまで言わないって約束したろ?由奈が苦しいのは解るでもだからって言えないだろ?」

「あたしは…この短期間で俊哉を好きになれてるよ?俊哉をもっと知りたいし、好きになりたい!まだ完全に好きではないけど、好きに間違いわないと思う」

そうあたしが言うと俊哉は
ニッコリと笑いながら

「由奈がいいなら、二人には言ってみたら?由奈が苦しいのを我慢してんの見るの嫌だし…」

と言った

「俊哉もさっきあたしに約束したこと破ったしあたしも約束破って二人には言ってみる」

あたしはいたずらっ子
のような笑顔を見せた