「どうもしなくていーよ、俺が一方的に言いたかっただけで、付き合ってくれとかそうゆう事は言わないからさ…」
「じゃあ…なんで言ったの?困るじゃん、気になっちゃうじゃん…高橋のバカ…」
高橋はまた近づいてきて
「そうゆう発言すんなよな、あたしどうしたらいい?とか気になっちゃうじゃん…とかさ…俺のが困るよ、せっかく言うだけ言おうって決めたのにさ」
「じゃあ言わないでよ…困らせないで…」
「じゃあ源さん、俺と付き合ってくれんの?」
「それは…高橋の事友達としか思ってなかったからいきなり告白されて…ドキドキしてどうしたらいいか分かんないよ…」
「じゃあ…付き合ってみてどうしても友達としか思えないんだったら振ってくれていいから!」
「なんで、そうなるかな?あたしの気持ち完全無視じゃん!」
「源さんが俺を好きと思ってないなんて分かってるよ、だから好きになれなかったら振っていいって…」
強引すぎる提案を
あたしはなぜか
渋々…承諾した…
家まで送ってもらい
手を振った
「源さん!俺、源さんが俺を好きになるまでは手ださねーから」
そう去り際に言った
高橋は手を振り
去っていった