愛の宣告





先を歩いていた
高橋の足が止まった…

そして振り向いて


「源さん、俺…話したいことあるんだ…」

って近づいてきて
あたしは勘がいいから
すぐに気付き
戸惑っていると


「俺…源さんが好きなんだ」

気付いたから
心の準備は出来ていた…




はずだった…


だけどあたしの
胸のドキドキが
止まらなくて
棒立ち状態だった

そんなあたしに


「ごめん、そーゆう事だから言えて良かったわ」

とニコッと笑い
また歩き始めた高橋に


「た…高橋!!」

高橋を呼び止め

「あの…あたし…どうしたらいいの?こうゆう時どうしたらいいのかな?」


って言った