愛の宣告



「前回のが出来てないんだよね?」

「うん」


「見せて!出来てないとこ」

高橋がファイルを開き
課題を開いた時

ガラガラガラ~
パソコン室のドアが開いた
振り向くとそこには
並木先生がいた


「源さん、ココから出来てないから教えて」

「………うん、えーっと」


「源と…高橋?なにやってんの?」

並木先生が近づいてきた…
またドキドキが止まらない


「あっ並木ちゃん!!俺、課題出来てなかったじゃん?だから源さんに教えてもらってんの」

「ああ、そーゆう事ね」
心なしか先生の声が低く
怒っているように聞こえた


「そうゆうこと!並木ちゃんは何やってんの?」


「べっつにー帰る時ちゃんと言えよ?鍵しめたりいろいろしなきゃいけねーから」

と言い並木先生は
去って行った


あたしはドキドキで
先生と一言も話せなかった