愛の宣告




ー放課後ー


授業が終わってすぐ
裕乃が駆け寄ってきて

「由奈~今から暇?」

「ごめん、予定ある」

と言った瞬間


ガラガラガラ~
教室のドアが開き

「源さん!」

「あっ!行こっか」
あたしがカバンを持ち
行こうとすると


「由奈?なんで高橋がきてんの?」

「俺も思った!なんで高橋?」

裕乃と悠が不思議そうに
聞いてきた


「高橋がさ、課題教えてってゆーから今からやるだけだよ?」


「へー」
2人は疑ったように
そう言った


「んまぁ行ってくるわ!また明日ね」


とだけ言って
あたしは高橋と
パソコン室に向かった