「安藤ッ!!!!」

ビクッ!!

俺は、恐る恐る
後ろを振り返ると…

「お前…、勝手に俺の机をいじって古書を読んだのだな?」

「わっ!!あ、えっと、、、それは…その…わ、悪い。」

「…、お前とはもうこれまでのようだな…」

「、、、?え?どうゆう…」

「帰る。」

そう言ってヨミは、古書を手に取り
走っていった…

夕焼けに照らされてるヨミは、
一瞬角が生えているように見えた…。

「...あれっ?」

目をこすりもう一度ヨミの背を見ると…

「なんだ、見間違いか」

そうつぶやき、
俺は、ゆっくりと歩きだして
家に帰った…