「なぁ~なぁ~、和佐ぁ!」

振り返ると、同じ寺小屋の
神谷 浩史だった。

「なんだよ、浩史かよ。」

「俺、以外誰だよ(笑)」

ハッと彼は笑った。

「....あれ?。。。ヨミは?今日休み?」

そういえば、きょうは、
一度も会って居ない。

「え?なに…?誰それ」

「は?ヨミじゃん!!鬼道夜深っ」

すると、彼は大笑いして

「はぁ~??何寝ぼけてんだよ(笑)大丈夫か??和佐ッ。そんな奴、寺小屋には居ねえだろ。」

……は?……

「なっ何言ってんだよ!!ヨミだよ!知ってるだろ!?」

「だから、知らねーってそんな奴」

…意味が解わらない…

「…ほ、他の奴にもきいてくる」