選ばれる彼女

「あ、優太くん。こんばんは」




香織は呼び捨てにされたことは気に留めず、普通に席につきました。




「なあ、香織。授業とかついていけてる?」




いきなりこんなこと言ったらひくかな、という心配がありました。




しかし、優太は自分の心理学分析を信じることにしました。




大丈夫、強気でいけるはずだ。