選ばれる彼女

「これからも先生に質問しにくるね」




「是非いらっしゃい」




優太は理奈先生から成績表を受け取り、部屋から出ようとしました。




「あ、優太くん」




その時、優太は理奈先生から呼び止められました。




「はい、何でしょう?」




優太は足を止め、振り返りました。




「こんなに勉強がんばっているんだったらさ、春の全国模試、受けてみたら?」




去年、智美たちと受けたやつだ、と優太はすぐに思いました。