とにかく急いでいかないと。
1時間目はじまっちゃうよ。
私は必死ではしった。
『ドンッ』
「痛っ」
だれかにぶつかった。
誰だろう?もしかして、ケガしてないよね?
「あの、スミマセン。大丈夫ですか?」
私は俯き加減に言葉を発した。
「あぁ。」
低い声。ってことは、男の人?
やばいさすがに怒られるよね?
私は顔を上げた。
ドキンッ
きれいな髪。
きれいな瞳。
きれいな鼻すじ。
きれいな輪郭。
高い身長。
初めて会ったのにドキドキしてしまった。
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