いつの間にか周りには同じ制服を着た子たちばかりになっていた。


あー、どうしよう。

緊張してきたよぉ……。

……この中に、これからあたしが友達になる子とかいるのかな?


なんて思いながら、周りを見る。


……色んな人がいるんだなぁ。

髪がサラッサラのストレートな子。

常にニコニコして愛想が良さそうな子。

わっ!あの子、めちゃくちゃ美人~……。


あたしは人間観察が好きだから、ついついクセでやっちゃうんだよねぇ……。



「あっ、愛実、あれ見て!門の所に桜の木がたくさんあってキレイ~」


お母さんが指差した先には、満開に咲いた桜の木たちだった。

「……うん、確かにとってもキレイ……」