キンコンカンコーン あ、鳴った。 『嘘だよ、嘘。 あたし、先に戻るわ』 あたしは、屋上を出た。 2―5 その、プレートを見て 教室に入った。 「あ、百合!!」 「おはよー百合ちゃん」 いっぱい、声をかけてくれる友達。 あたし、は幸せだな。 つづき、をちらっと見ると へこんでた。 あぁ、別れたんだ。 あたしは聞きたくなかったからか たくさんの友達と騒いでいた。 もうちょっと 整理出来る、時間を ちょうだいね。