が、チャラ先輩の怒りは収まっていない。


チャラ先輩
「勝手に決めんなよ。天!!」


めっちゃ怒ってるし!!
でも、俺は引けない。
俺が怒らせて、こたちゃんを入浴の危機にさらさせてしまったのだから…


「せめて、こたちゃんだけでも…」


ばっと、床に頭をつけて


「お願いします!!お風呂を貸して下さい!!」


土下座した。


チャラ先輩
「いい格好だな。」


意地悪そうな声のチャラ先輩。


こたちゃん
「そこまでしなくていいよ。浴場行くから!!」


こたちゃんがおれの肩を引っ張りあげようとしてる。


テンちゃん先輩
「ほら。ここまでしてるんだから!!」


チャラ先輩
「モッちゃん?…こたチャンだけでいいんだろ?!」


「…はい。」


そう!こたチャンにお風呂を貸して下さい!!


こたちゃん
「モッちゃん…。」


チャラ先輩
「モッちゃんは?…今から大浴場行くの?」