テンちゃん先輩
「で?お願いって?!」


「お風呂を借りに…。」


チャラ先輩
「…はぁ?」


「すっごい変な話なんですけど、大浴場行くと…すっげえ視線を感じるし。」


テンちゃん先輩
「…あ…あぁ。…ふふっ。」


テンちゃん先輩に…軽く笑われた。
しかも、チャラ先輩はいやらしい顔してるし!!


「そう!!あんな顔して!!」


俺はそう言ってチャラ先輩を指差すと
テンちゃん先輩はチャラ先輩の顔を見て爆笑した。

もちろん、チャラ先輩は眉をピクッとさせて怒っている。


「…お願いします。」

こたチャン
「お願いします!!」


チャラ先輩
「いいって言うとでも思ってんのかよ!」


テンちゃん先輩
「…塩浜!!少しは考えてやれよ。…いいよ、貸すよ。着替え持って来たんだろ?」



テンちゃん先輩…
超話わかる!!超優しい!!


「やっぱ、テンちゃん先輩って優しい!!」


俺の目もこたちゃんの目も輝く!!