チャラ先輩
「ストレート過ぎだろ!!」



「チャラ先輩はどっちの味方だよ!!」



チャラ先輩
「全員風間だろ。」



即答!!
即答過ぎて言い返せないし。

しかも全員?!

俺に対して酷すぎじゃねぇ?!


みんなの視線が…マジで俺を攻めてるみたいでヤダ。



「じゃどうしろってんだよ!!」



外でも中でもぴ追い詰められるのかよ!!
マジで最悪。

むすっとふてくされてみるが…状況は変わらず?!

ドラえもん居たら、速攻でどこでもドア出してもらいたい。



風間は大泣きの果て、嗚咽混じりに俺に言って来た。



風間
「ウック…俺の事知って…ヒック…好きになって欲しい。」


歩み寄れと?!
こいつバカだろ!!

学年主席も嘘だろ!!

俺に歩み寄らせる前に、お前が歩み寄って俺を諦めろ!!




「絶対無理!!」



俺が男を好きになるなんてあり得ない!!
そのくらい分かれよ!!



俺が威嚇する様に風間を見下すと、嗚咽の声は更に大きくなった。



ユッキー・大杉・チャラ先輩
「モッちゃん!!」



俺のせいか?!
無理なものは無理だろ?!

期待させる方が酷だろ!!