「何であろうと、風間の補佐役は受けない。自分の行動の責任をとってユッキーにでも頼めよ。」



いい捨てる様に部屋を出てドアを閉めると、正面に居た…先輩達?!に詰め寄られた。



先輩達
「モッちゃん、マジでキスしたのかよ?!」
「なに塩浜何かにされてんだよ!!」
「無理矢理されても平気なら俺としろ!!」



ひぃ!!
部屋出たら、無法地帯かよ!!

よ…寄るな変態!!



俺は閉めたドアノブを掴み、チビ達の部屋にカムバック!!


バタン、ガチャ!!
速攻で入って閉めて鍵をかけ、安堵してドアに背中を付けて、一呼吸置いた。



「はぁー。」



やっぱ、怖ぇ。
ふと視線を上げると、
一斉に5人の視線を集めていて、苦笑してしまう。



風間
「も…モッちゃん。」



いきなり泣き出すし!!

そんな風間を苦笑気味にあやしてるチャラ先輩。


後ろのドアからは
ドンドン…と、ドアを叩く音と
ガチャガチャ…と、ドアノブを捻る音が続く。



ユッキー
「泣かすなよなぁ、フルにも振り方があるだろ?!」



ユッキーも風間の背中を摩っている。