それは俺を呼び止めるほどの事か?!
つうか、死ぬほどこの状況がヤダ!!
見てんじゃん!!
ユッキーもチビも大杉も!!
何でこの状況でチャラ先輩にキスされて、風間に尋問されなきゃなんねんだよ!!
風間
「忘れるから…俺の前でキスした事も忘れるから、俺の補佐役になって。」
はい?!
今なんて?!
俺を補佐役に?!
「ユッキーはどうすんだよ!!」
こいつ何言ってんの?!
いう相手間違いすぎだろ!!
俺は風間の向きをユッキーに向けて
「言う相手間違えんな。」
そう言うと、風間は振り返り何かを言いたそうにして、唇が震えていた。
そんな俺を見たユッキーがクククっと肩を揺らして笑って
ユッキー
「モッちゃん、間違ってないんだって!!風間はモッちゃんのことが好きで、モッちゃんに来てもらいたいんだよ。」
意味わかんね。
お前ら、朝まで一緒に過ごしたんだろ?!
キスマークつけるほどの事をしたのに、好きじゃねぇの?
「ふざけんなよ!!お前らやったんじゃねーのかよ!!お前らがくっつけばいいだろ!!俺を巻き込むな!!」
ユッキー
「モッちゃんがいきなりいなくなるからだろ!?だから不安になるんだよ!!いなくなんなきゃやらなかったよ!!」

