俺はホモじゃねぇ


チャラ先輩
「おい。本人目の前にはっきり言うな、ショック受けんだろ!!」


グイッと顎お持たれた。
思いっきり手を叩き払った。



「顎持ち上げんな!!」



チャラ先輩
「モッちゃん可愛い。」



そう言って後頭部に手をまわされ引きつけられ…ぶちゅ。



またやられた。



チャラ先輩
「モッちゃんの唇超柔くて…癖になっちゃう。」



俺は手の甲で唇を拭き取った。

最悪だ。
何で…キスされなきゃなんねんだよ!!




チャラ先輩
「モッちゃん慣れた?!」



「慣れるかアホ!!」



だいたい、俺がこんな態度を取るのは俺のせいじゃない。
俺を取り巻く環境だ。



「先輩、今度したらマジで学校辞めるんで宜しく。」



俺がそう言って部屋を出ようとしたら、風間によって止められる。



風間
「朝のキスも今のキスも不可抗力?!」