何なんだよ!!
何よわっちぃ事言ってんだよ!!
「どこにも行かねぇって言ったじゃん!!」
ストレスで倒れたとか言うなよ?
俺のせいにすんな!!
「チビは子供過ぎる。子供の様にちょっと体調良くなったら全開で遊ぶとか止めて。びっくりすんだろ!!」
俺がそう言うと、チビは笑ってた。
だから園児なんだろ?!
「じゃ、保育士さん、後はよろしく。」
チビ
「俺は園児じゃねぇ!!」
俺のボケにすかさずツッコミをいれて来た。
元気はあるんじゃん。
「ゆっくり休んで早く元気になれよ?!」
チビ
「ありがとう。」
真っ赤な顔して俺に笑顔を向けるチビにホッとした。
学力テストのせいでグチャグチャにかき回された俺の友情の一部は変わっていなかった。
そう思いつつ部屋を出ようとしたら、チャラ先輩に腕を掴まれた。
「何ですか?!」
チャラ先輩
「天が待ってる。」

