こいつ…喧嘩売ってんだろ?!
何がやっぱりだよ!!
「ふざけんなよ?お前らと一緒にすんじゃねぇ。」
チビ
「モッちゃん!!出ていかないで!!」
ドアに向かう俺の腕にすがりついて来るチビ。
チビには悪いけど…
ここにいたくない。
そう思って手を振り払うと
バタン
振り返るとチビが倒れてた。
大杉
「アーちゃん!!」
ドアの所にいた大杉が俺の横を通り過ぎてチビに駆け寄った。
チビの額に手を当てて
大杉
「また熱上がってる!!ベッド行くよ?」
そう言って起き上がらせた。
俺は何が起きたのか分からなくてただ立ち尽くした。
チャラ先輩やユッキー、風間も手伝っていたけど、それをただ見ていた。
何で…倒れた?!
「チビ…」
チビ
「モッちゃん…ここに居てよ。」

