「リーダー…」
振り返った弓田さん。
「アナタの負けだからね。これ以上の手出しは無用だよ」
「…」
江崎先輩の説得で、弓田さんは無言のまま部屋を出て行った。
これ以降、回りの人たちも私に手を出して来る事はなかった。
部屋の中は私が暴れたから雑然となっちゃった。
江崎先輩の様子を見てみると、浮かない顔をしているのが分かる。
先輩自身の想定外の状況になった事に気持ちが滅入ってるに違いない。
元々はそっちの方が悪いのだから、自業自得かも。
江崎先輩は納得行かぬ顔で君江ちゃんに話しかけた。
「なーんで、村本さんが邪魔するの?」
「邪魔?」
「そうよ、私たちの邪魔をした」
「邪魔って何ですか?」
君江ちゃんは、江崎先輩が言った事が理解出来ない。
振り返った弓田さん。
「アナタの負けだからね。これ以上の手出しは無用だよ」
「…」
江崎先輩の説得で、弓田さんは無言のまま部屋を出て行った。
これ以降、回りの人たちも私に手を出して来る事はなかった。
部屋の中は私が暴れたから雑然となっちゃった。
江崎先輩の様子を見てみると、浮かない顔をしているのが分かる。
先輩自身の想定外の状況になった事に気持ちが滅入ってるに違いない。
元々はそっちの方が悪いのだから、自業自得かも。
江崎先輩は納得行かぬ顔で君江ちゃんに話しかけた。
「なーんで、村本さんが邪魔するの?」
「邪魔?」
「そうよ、私たちの邪魔をした」
「邪魔って何ですか?」
君江ちゃんは、江崎先輩が言った事が理解出来ない。


