智暉side




「あ、鈴!」



急に出ていく鈴夏を追う




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鈴夏は部室の窓の近くにいる




俺は 気付かれないように

近くの木の陰に隠れた






そして、鈴夏が扉を開けたと思ったら

音晴の腕を掴んで出てきた



「まさか、話すつもりじゃ」


そう思った矢先、2人は止まる




行く事を躊躇(ためら)った俺は

その場に立ち尽くす