智暉side 「あ、鈴!」 急に出ていく鈴夏を追う ------------------------------ 鈴夏は部室の窓の近くにいる 俺は 気付かれないように 近くの木の陰に隠れた そして、鈴夏が扉を開けたと思ったら 音晴の腕を掴んで出てきた 「まさか、話すつもりじゃ」 そう思った矢先、2人は止まる 行く事を躊躇(ためら)った俺は その場に立ち尽くす