star☆dust

悠芽に了承を得て、私は今屋上に向かっている。でも、なんか、私だけプリクラ撮らないことになっちゃったんだよねぇ(汗)

どうのこうの考えてるうちに屋上についた。

カチャ

「あのぅ・・・誰かいませんかぁ?」

シーーーン・・・・

な、なんか、マンガみたいな効果音が効果音が聞こえてくるんですけども・・・。

「亜莉咲ちゃん?」

「ぎゃっ」

いきなり後ろの扉が開いたもんだから、私に直撃した。そして、前につんのめった。最悪だぁ・・・。

「わっ、亜莉咲ちゃん大丈夫?!」

「は、ぃ、全然大丈夫ですっ」

本心→こんなの大丈夫なわけあるかぁー!少しは1年生いたわれー!!(いやいや、一応先輩ですから)

私は、ゆっくり立ち上がった。そして、男の子と向かい合うような形のなった。

話しって、なんだろう?

「あのさ・・・俺、好きなんだっ!!」

「・・・・」

は、い?今、なんとおっしゃいました??

「なに、が?」

「亜莉咲ちゃんがだよ。付き合ってくれないかな?」

私のこと、この人好きなの?えっ、私の後ろに同姓同名の人とかいないよね?

でも、私、北原が好きだし・・・・。なんて断ればいいんだろうか・・・・。

「あ、あの、私、好きな人、いるんで、その・・・・ちょっと、無理なんです、ゴメンナサイ!!」

怒らせて、ないかな?

私は、そぉっと上を向いた。

「・・・・そっか、好きな人いるならしょうがないよね。困らせてゴメンね?じゃ」

「はい、あの、ほんとゴメンナサイ!」

「ははっ、亜莉咲ちゃんが謝ることないよ」

そう言って、行ってしまった。

パタッ

ドアが閉まると、私は、体の力がすべてぬけたかのように、ヒョロヒョロ~と床にへたれこんでしまった。

あ、今考えれば、初告白だったなぁ。

なぁんて考えていたら・・・・、

ザッ・・・・

えっ?!

「だ、誰か、いるの?」