教室の窓から



「な、なんだよ!」

「別にぃ~?」

「俺の方が格好良くね?」

「はいはい、そうですね。」


私が棒読みで祐介に言うと、祐介は拗ねてしまった。


そんな祐介は、ほっといて。
本当に格好いいなぁ……、

私はそんな高杉先生に一目惚れをしてしまっていた。



高杉先生に見とれていると、高杉先生がこっちを見た。

ぱちっ

うそ!
目が合った!?


一瞬だけ、目が合った気がした。