先生の全てが、私を虜にした。 高杉先生しか見えてない私… 格好いい… 素直にそう思った。 茶色っぽい髪の毛は、クシャッってしたらスグに跡が付きそう…… 何もかもが格好良く見える。 「…ぇ!……うえ!井上!」 「ふぇ??」 夢の世界から引き戻された私からは、マヌケな声が出た。