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「…ん………」


目を覚ますと、私は自室のベッドで横になっていた。


「…ぁ……あ………」


知った未来に私は震えていた。自分の体を抱きしめてうずくまる。


これから起こる未来が恐ろしい……


私に……私に変える力なんて…あるわけがありません…


やっと…自分のするべき事が見つかったというのに…


震えが止まりません……



「どうして…世界はこんなにも残酷なのですか…」


「それはあなたが白銀のアストラルに選ばれたからよ」



独り言のつもりで口にした言葉に返事が返ってきた。


驚いて飛び上がり、声が聞こえた方へと振り返ると…