「フィリア!!! 俺の傍から離れるなよ?」 ユーシスが私を背に庇った。私はそんなユーシスの背中を見つめる。 大きな…背中です…… 私を守ろうとしてくれる優しい背中…… 「護るから…約束、したからな!!」 ユーシスは少し振り返って笑みを浮かべる。 …やっぱり…… 私はこの人は優しい人です… 私を見つけてくれて…… 私を護ってくれて… 私に笑顔を見せてくれて…