「フィリアさん、出来る?」
エイゼ様の言葉に私は強く頷いた。
「…白銀のアストラル」
―パアァァッ
黄金の光が瞬き、私を包み込んだ。
『…愛しい子…』
誰かが呼ぶ声がする…
この声は………
白銀のアストラル…
『汝の願いは何か…』
「私の願い…は……」
兄さん…ロイ兄さんに…
「会いたい…ロイ兄さんに会いたい!!」
―パァァァアアッ!!!
『しかと…受け止めた…』
光が瞬き、体が熱くなる。
『白銀の翼をはためかせ』
―バサッ
白銀の翼が私の背に生えた。
あの時の感覚が蘇る…
力を…感じる……
あぁ…これが…力!!!
「フィリア…?いけない!!エイゼ様、フィリアが!!」
遠くでシエルナの焦った声が聞こえた。


