-astral-星に捧ぐ少女



「フィリア、少し散歩しよう」

「はい…」


ユーシスに手を引かれて、草原を散歩する。


色とりどりの花に曇りない空…


ここは……
温かい場所なのですね…


「…フィリア、最近エイゼ様に呼ばれてるよな、何かあったのか?」


心配そうに私を見るユーシスに、私はぎこちなく笑みを返す。


「いえ…何もありません…」


ごめんなさい…ユーシス。私は嘘をつきました。


でも…
ユーシスは巻き込みたくないのです。


「…もし…」

「え…っ!!!」


ユーシスは私の手をを引き私を抱き寄せた。


ユーシスの心臓の音が聞こえる。それほど私達は近い場所にいた。