「では明日、講堂で行おう。人払いをしておくよ」
エイゼ様の言葉に私達は無言で頷いた。
…ロイ兄さん……
私の光は、あなたに届くでしょうか…?
「大丈夫だ、フィリア!僕達も傍にいるからな!」
シエルナが私の腕に抱き着いた。
「シエルナ…」
「私もいますから!」
テレサは私の両手を握り締めて笑みを浮かべる。
「テレサ…はいっ…」
何故か泣きそうだった。
気づいたら私は…
一人ではなかったのですね…
そんな私を、エイゼ様は優しい笑みで見つめていた。
「…一人ではないよ…。君はもう…一人ではない…」
エイゼはそんな三人の様子を、温かい気持ちで見守っていたのだった。


