―ピカッ 光が見えた。 見る見るうちに光に包まれる。 温かい… 日だまりのようです… 「フィリア!!」 私を呼ぶ声がする。 懐かしい…大好きな声… 「ユーシスっ…」 光の中、私は手を伸ばす。 どうか…あの人に届きますように… たどり着いて…… ―グイッ 勢い良く腕を引っ張られ、私は光の中を抜け出した。