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―コトン


「フィリア、食事をしなさい」


アイリスは無表情なまま私に食事を差し出す。


「…いりません…」


今は食事どころではなかった。


あぁ…また私はここへと戻ってきたのですね…


「…ユーシス………」


あの時のユーシスの顔が忘れられない。


「後悔しているの?」


アイリスの言葉に、私は首を横に振る。


自分で選んだ事です…
後悔など……


―ズキンッ


後悔なんてしてないはずなのに…


どうして胸が苦しいの…?