「…っ…化け物なみの生命力ね!!そろそろ引かせてもらおうかしら!!」 女性はまたパチンと指を鳴らした。 ―ドクン 「…ぅぁっ……」 何かが私の中で暴れようとしている… 嫌だ……恐いっ…… ―バタンッ 「フィリア!!!」 ユーシスが勢い良く部屋に飛び込んで来た。 先程のユーシスとの出来事がフラッシュバックする。 …一人にしないで… …また…孤独に…… 絶望感が心を黒く染めていくように広がる。 「…ユー…シ…ス…」 ―ドガーンッ!!!!! その瞬間、私から黄金の光が弾けた。