そしてある日。 両親はぱったりと彼女の前から姿を消した。 彼女を迎えに来るという約束だけを残して… そしてこの時彼女は知らなかった。 彼女を助け出そうと何でも屋であるダンテへの依頼の話を、看守に聞かれてしまったのだ。 二人は長への裏切りとして島で一番罪深き者にされるとした長の襲雷のアストラルによって雷に体を貫かれる。 彼女は来る日も来る日も待った…… 愛した二人が迎えに来るのを… 待ち続けてついに18を迎えた。 そして運命の日が来る。 彼女が鳥籠から自由へとなる運命の日。