「うん、いい部屋になってるな♪大きくなってもこのサイズでいけるな!
優希、気に入ってくれたか?」
「うん!ありがとう、お父さん♪」

優希は、笑顔で哲哉にお礼を言った
お礼を言われた哲哉は、照れくさそうに笑った

「家具は、また今度買いに行くとして…
ちょっと殺風景だが、この部屋で今日から寝るか?」
「うん!せっかく作ってもろたしね♪布団ひいて、ココで寝るわ」
「ん、分かった…じゃ、布団持ってくるか」

部屋の中をキョロキョロ見回す優希を置いて、哲哉は布団を取りに…そして機械をしまいに夫婦の寝室へ戻る

「凄いなぁ~~…窓もベランダも、クローゼットもある…
あの機械、どういう造りなんやろ?」

空間ネジリの造りが気になる優希
少し考えて見たが、全然想像がつかないので、すぐに諦めた
そこへ、優希の布団を抱えた哲哉が入ってきた

「よし…これで寝れるぞ!」
「うん!ありがとうな!」

こうして、妙に忙しい優希の3回目の誕生日は終わったのだった