「ねぇ、隣のおじさん…マジで邪魔」
リュートは、隣のおじさんを邪魔そうな目で見ながら、一言そう言った
実際、出入り口前で固まられていたら、邪魔でたまったものではない
リュートの一言で、石化しヒビが入り始めていた隣のおじさんが、ピクリと反応した
「つーか、1時間もそのままでいたのか?
暇だなぁ~…あ、猫の真似してるから、暇なのか」
リュートは、自分の言ったことで一人納得していた
「邪魔とはなんだー!!!」
(今それかよ…)
隣のおじさんのツッコミの遅さに、心でツッコミをいれるリュートだった
邪魔扱いをされ、煩くなる隣のおじさん
慣れているのか、抗議のような大声を無視するリュート
「邪魔だとか、何だとかはどーでも良いけど…
いつまでその妖怪の(ように変形させた)着ぐるみ着てるわけ?」
「い、いや…今から脱ぐんだ」
リュートに言われ、噛みながらも返答した隣のおじさんは慌てて脱ごうとする
脱ごうと背中のファスナーに手を伸ばし、一生懸命探しているが見つからない
そして、届かない
次第に、焦りだす
「ま・さ・か自分で着たのに脱げないわけ無ぇよな?」
ニッコリ笑顔でそう言うリュートに、コクコクと頷く隣のおじさん
もちろん、隣のおじさんの頷いた意味は『脱げない』という意味
しかし、リュートは『脱げる』という意味で受け取った
もちろん、隣のおじさんの頷いた意味を知っていながら…である
「へぇ~、一人で脱げるんだ
じゃあ、オレはご飯作ってくるな~」
そう言い残し、慌てまくっている隣のおじさんを放置して
リュートは部屋から出て行ったのだった
そうして、リュートが簡単なご飯と入浴を済ませ、2時間後に寝室に戻ってきた
目の前には…着ぐるみを着て倒れている人がいた
「あ~あ…何やってんの…隣のおじさん」
ため息をつき、しゃがみ込んで倒れている隣のおじさんの背中にあるチャックを開けた
うつ伏せで寝ていたから、良かったものの…仰向けで寝ていたら、リュートは諦めて放置していただろう
リュートは、隣のおじさんを邪魔そうな目で見ながら、一言そう言った
実際、出入り口前で固まられていたら、邪魔でたまったものではない
リュートの一言で、石化しヒビが入り始めていた隣のおじさんが、ピクリと反応した
「つーか、1時間もそのままでいたのか?
暇だなぁ~…あ、猫の真似してるから、暇なのか」
リュートは、自分の言ったことで一人納得していた
「邪魔とはなんだー!!!」
(今それかよ…)
隣のおじさんのツッコミの遅さに、心でツッコミをいれるリュートだった
邪魔扱いをされ、煩くなる隣のおじさん
慣れているのか、抗議のような大声を無視するリュート
「邪魔だとか、何だとかはどーでも良いけど…
いつまでその妖怪の(ように変形させた)着ぐるみ着てるわけ?」
「い、いや…今から脱ぐんだ」
リュートに言われ、噛みながらも返答した隣のおじさんは慌てて脱ごうとする
脱ごうと背中のファスナーに手を伸ばし、一生懸命探しているが見つからない
そして、届かない
次第に、焦りだす
「ま・さ・か自分で着たのに脱げないわけ無ぇよな?」
ニッコリ笑顔でそう言うリュートに、コクコクと頷く隣のおじさん
もちろん、隣のおじさんの頷いた意味は『脱げない』という意味
しかし、リュートは『脱げる』という意味で受け取った
もちろん、隣のおじさんの頷いた意味を知っていながら…である
「へぇ~、一人で脱げるんだ
じゃあ、オレはご飯作ってくるな~」
そう言い残し、慌てまくっている隣のおじさんを放置して
リュートは部屋から出て行ったのだった
そうして、リュートが簡単なご飯と入浴を済ませ、2時間後に寝室に戻ってきた
目の前には…着ぐるみを着て倒れている人がいた
「あ~あ…何やってんの…隣のおじさん」
ため息をつき、しゃがみ込んで倒れている隣のおじさんの背中にあるチャックを開けた
うつ伏せで寝ていたから、良かったものの…仰向けで寝ていたら、リュートは諦めて放置していただろう


