「こっち、こっち」


と、


シンイチの声が響く。




私たちは
シンイチのあとに着いていくしかない。




シンイチが
立体駐車場に入った。




「「車~?!」」


私たちは叫ぶ。


「「車、買ったんだ~?凄~い!」」


私は
正直うれしかった。




「ミライ、助手席な~」


タクミに言われてしまった。